岩田剛典さんに出会って生命の美しさを知った
B.I.(ビフォア・岩田剛典)(岩田剛典を知る前)
ハイローとわたし
三次元とわたし
岩田剛典に出会う
Xデー
詳しくは、FODで配信中!
がんちゃんすっごくかわいいし~、ディーンフジオカ超イケメてるし、最高!フジテレビ最高!になった。
A.I.(アフター・岩田剛典)(岩田剛典に出会って以降)
ランクを上げて「岩田剛典を深く知る者」になりたい!と思い、来る日も来る日も「岩田剛典」「がんちゃん」「岩田剛典 かわいい」でGoogle画像検索した。これにはどんなソシャゲよりもハマった。スタミナ制じゃないので無制限だしやりこみ要素がすごいからだ。無課金でずっとスクロールできる。楽しすぎ。
※「LDH」というのは「LOVE」「DREAM」「HAPINESS」の頭文字をとったものである。私はこれを聞いたときマジでキマっちゃってんな、と震えた
え…
なんかすごい~とか尊い~とか顔がいい~とか待って待って待ってとか、オタクの手あかにまみれた表現じゃ陳腐になって伝わるものも伝わらないからあまり使いたくないけど正直「すごい」「やばい」「うそでしょ?」「顔がいい」しか口から出てこなくなった。人間、感情が極まると脳が動かなくなる。
信じられますか?素肌に赤いジャンパーを羽織って気だるげに踊ったりこちらをじっ…と見つめてきたりするんですよ
こんなことがあっていいのか?
あと「ダンスがうまい」
B.I.(岩田剛典以前)は「これだけ有名なんだから、がんちゃんは歌ってる人なんだろうな。アツシの隣とかで。知らんけど」と思っていたくらいなにも知らなかったので、「えっ!?岩田剛典さん、めっちゃダンスうまいんやが!!」となった。
インスタライブに触れる
ほぼ見る用にだけ持っていたインスタグラムのアカウントでわたしはとりあえずがんちゃんもフォローしていた。
11月4日、キッチンの換気扇を付けて喫煙しながらツイッターを見ていたら通知が来た。
するとそこには、名古屋でのライブ終了後の岩田剛典さんが、自撮りの形でなんかいろいろしゃべっている動画が流れていた。
「岩田剛典さんは今生きている」
「今生きている岩田剛典さんが、インスタライブをしている」
「それを私はリアルタイムで視聴している」
生きてるってすごいな
わたしのスマホにはたくさんのスクショが残された。
同時にわたしは「そうか、三代目って今ツアーしてるんだ」ということを知った。その翌日にZIPの人が早朝からZIPに出てたのも感動した。めっちゃ働いてんじゃんと思った。
天啓が降りてくる
三代目が現在ツアー中ということを知った私はとりあえずインスタライブのあとにLDHのファンクラブに加入した。
次のツアーが決まったら申し込んでみようかなという気持ちだった。
現行のツアーはもちろんもうチケットが売り切れていたので行く手段はないと思っていた。
しかし11月9日土曜21:00頃、シャワーを浴びていたわたしに天啓が降りてきた。
「てかライブ行きたくね?」
この世にはこんな言葉がある。オタクなら知っているだろう
「いつまでも いると思うな 親と推し」
すべての物事は刹那的なものであるので「いつかいつか」と先延ばしにしていたら後悔することになるという古いことわざである。(要出展)
急にライブに行きたくてしょうがなくなった。岩田剛典さんという「生命(いのち)」を知ってしまった以上、生きている岩田剛典さんを拝みたくてたまらなくなった。
11月9日、三代目は大阪でライブをしていて、翌日11月10日も同じく大阪でライブが予定されていた。しかも三代目というグループの9周年の記念日だという。
わたしは気づいたらツイッターでチケットお譲りを探してDMを送り、そして、大阪行きの新幹線を押さえていた。
いつまでも いると思うな 親と推し
いつまでも 生きれると思うな わたし
この精神が私を突き動かした。
いつ死ぬかわかんないんだし今行かなければと思った。大阪行きの新幹線は、往復で3万円くらいだった。
蒼の魂を受け継ぎ、「岩田剛典の存在」を目の当たりにする
意味がわからなかったが「持ってく」と返した。
彼女の言う「蒼の魂」というのはこれだった。
双眼鏡である。わたしは小さいライブハウスのライブばかり行っていたのでドームで推しを見るということがなにを意味するのかを知らなった。
基本的に、めちゃくちゃ遠いのである。
わたしはとにかく岩田剛典さんの「顔」を見たかったので、そのために、蒼の魂は必要らしかった。親友は日曜の早朝からわたしのために「蒼の魂」を携えて渋谷まで出てきてくれた。友情って最高だな、と思った。
そのあとはひとりでエンヤコラと大阪に向かい、京セラドームに入場。
震える手で双眼鏡を構えた。
ライブは一瞬だった。
岩田剛典の「実在性」に触れて
ライブのあとわたしは一人レモンサワー片手に新幹線に乗り込んだ。気が大きくなって無駄にグリーン車のチケットを買いなおした。国が建ったことはめでたいことなので浪費も許されるのである。
あと、「蒼の魂」も買った。これがなければ今後の人生は立ち行かないと瞬時に"理解"したからだ。
ライブの感想としては以下の2点である
「生きてるってすごい」
「日本は狭い」
生きている岩田剛典さんはすごかった。
あんなにたくさんテレビに出て、ドラマや映画をこなし、CMも抱える大スターの岩田剛典さんが、笑顔で踊るさまを生で観れるなんてすごいことだと思った。岩田剛典さんのこと、めちゃくちゃ好きだなと思った。本当に輝いていた。
京セラドームを見渡したとき、こんなにもたくさんの人が三代目のことを好きなのか…とびっくりして、同時にすごくテンションが上がった。こんなにたくさんの人とわたしは「好き」を共有できるのか、と思ったら感動した。
かつて友達が言っていた「スーパースターを推すの楽しい」ってこういうことか!と感じた。
元来二次元オタクで、三次元コンテンツを敬遠していたわたしが、こんなにも推しの「生命(いのち)」に感謝できる日がくるとは思っていなかった。
そして大阪って案外近いなと思った。日帰りできるし。
しかも日本は縦に長いから時差もないし。余裕である。あ~日本が縦長でよかった~
なのでそのあとわたしは思うがままにチケットを申し込むようになった。
EXILEは大阪と名古屋と福岡を申し込んだ。名古屋と福岡が当たった。
福岡は飛行機で往復3万円くらいだった。日本国内ならどこでもだいたい3万円くらいあれば行き来できることもこのときはじめて知った。
今日から申し込みが開始となった、三代目の次回ツアーも、いろいろ申し込んだ。当たりますように…
岩田剛典さんはわたしに「生きている」ことの美しさをその存在でもって教えてくれた。20数年の人生でわたしがついぞ気づけていなかった「生きてるって最高!」を教えてくれた。明日死ぬかもしんないけど今生きてんのがまじで最高!で本当に人生が楽しくなってしまった。
なんか徐々に宗教じみた物言いになってきてしまったけどとにかく岩田剛典さんに出会って精神が健康になったんです。本当にありがとう。
これからの岩田剛典さんを想う
わたしはここまで、岩田剛典さんに出会う前、出会った後を「B.I.」「A.I.」として紹介してきた。
「A.I.」(岩田剛典以降)はまだまだこれからも、その歴史を刻んでいくだろう。わたしはまだ、2019年末~2020年1月の岩田剛典しか知らないが、きっとこれから2020年春の岩田さんに出会うし、夏の岩田さんにも出会う。そしてまた初めて出会った時と同じ、秋冬の岩田さんに再会するはずだ。その中で歴史は刻まれていく。
冬の岩田さんは、寒いときに鼻先が赤くなって可憐だった。
春の岩田さんはどんなだろう?
夏の岩田さんは?……
ところで…「AI」といえば、みなさんこちらの映画はご存じですか?
2020年1月公開「AI崩壊」
「22年目の告白 私が殺人犯です」の入江悠監督が自身のオリジナル脚本で、AIを題材に描いた近未来サスペンス。2030年、天才科学者の桐生浩介が亡き妻のために開発した医療AI「のぞみ」は、年齢、年収、家族構成、病歴、犯罪歴といった全国民の個人情報と健康を管理していた。いまや社会インフラとして欠かせない存在となった「のぞみ」だったが、ある時突然、暴走を開始。AIが生きる価値のない人間を選別して殺戮するという、恐るべき事態が巻き起こる。警察庁の天才捜査官・桜庭は、AIを暴走させたのは開発者である桐生と断定。身に覚えのない桐生は逃亡を開始する。桐生は「のぞみ」を管理するHOPE社の代表で、義弟でもある西村悟とひそかに連絡を取りながら、なんとか事態の収拾を目指すが……。大沢たかおが主人公・桐生を演じるほか、賀来賢人、広瀬アリス、岩田剛典、松嶋菜々子、三浦友和らが共演する。2020年製作/131分/G/日本
配給:ワーナー・ブラザース映画
はい、こちらの映画に、岩田剛典さん、ご出演しております~~~~~~。
「EXILE」というちょっとやんちゃなイメージのあるグループに所属していてもなお隠せぬその品の良さで「天才」役を演じ切る岩田剛典を、ぜひみなさんその眼で見届けてください。
そしてついでに、「シャーロック アントールドストーリーズ」も見てください。
やはり人間に必要なのは「美形の男」だなということがしみじみとわかるドラマです。
あ~AI崩壊楽しみだな~
おわり